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auデザインケータイ 筆者のINFOBAR遍歴

au Design projectのガラホ「INFOBAR xv」を使い始めて、そろそろ1年が経過しようとしています。

スマホと比べると機能面では不足していますが、この見た目が魅力的でケータイのファーストチョイスとしてどうしても使いたくなってしまいます。

もっと多くの人にINFOBARの良さを伝えたい!

そんなわけで、この記事では「筆者のINFOBAR遍歴」について書いていきます。

INFOBARの概要

まずはじめにINFOBARの基礎知識についてお教えします。
INFOBARはプロダクトデザイナーの深澤 直人(ふかさわ なおと)さんが手掛けたケータイで、初代INFOBARは2003年にauより発売されました。

初代INFOBARはニューヨーク近代美術館(MoMA)にも収蔵され、その後後継機種も次々登場するなど根強い人気があり、INFOBARファンも多数存在しています。INFOBARは、デザインケータイのパイオニアなんです。

筆者のINFOBAR遍歴

ここからは筆者がこれまで使ってきたINFOBARを紹介していきます。

INFOBAR 2(2008~2018)

筆者がはじめてケータイでひとめぼれしたのが、初代INFOBARの後継機種「INFOBAR 2」でした。

INFOBAR 2 シルバー

INFOBARといえばニシキゴイなどのカラーリングを思い浮かべるでしょうが、筆者が選んだのはシンプルなシルバー。

INFOBAR 2のキー

四角いアメが口の中で溶けて、丸みを帯びたようなかたちの外観は持ちやすく、ボタンも押しやすかった。

横に置いたINFOBAR 2

当時はワンセグ、有機ELディスプレイ、おサイフケータイなどが詰め込まれ、”ほぼ全部入り”が特徴でした。

塗装がはがれた背面

約10年くらい使ってきてボロボロになった背面。筆者からすればこの塗装はがれすら愛おしく、勲章のようにも思えます。

蓋を開けてバッテリーが見えた状態

使っているうちに何度も落としたため、裏ブタのツメがなくなりちょっとした衝撃で吹っ飛びます。
microSDカードを守るキャップもいつのまにかなくなりました。

ホルダにセットした状態のINFOBAR 2

横置きできる充電ホルダ。このスタイルはのちに登場するINFOBARにも受け継がれていきます。

大好きすぎて10年くらい愛用したINFOBAR 2でしたが、壊れてしまう前にお役御免と相成りました。

いまだにINFOBAR 2がナンバーワンでオンリーワンのケータイだと思っています。

INFOBAR A03(2015)

INFOBAR 2の後にスマホのINFOBARがいくつか出ましたが、それにはまったく興味がそそられず。

でしたが、2015年頃になると周りのほとんどがスマホを持つようになり、自分もスマホを使ってみたい想いにかられ手にしたのが「INFOBAR A03」でした。

INFOBAR A03

京セラ製でトリコロールのアルミボディなのが特徴。筆者が選んだのはPOOL(プール)という水色のカラー。

下部にあるボタンは物理キーではなく、センサーキーになっています。

Loading…中のiida UI

タイル状のiida UIがINFOBAR A03の大きな特徴。立ち上げ直後によくこうなった「Loading…」の表示が哀愁漂います。

背面はサラサラでひんやりしていて気持ちいい質感。

卓上ホルダ縦置きのINFOBAR A03

卓上ホルダは縦置きにも横置きにもなります。

卓上ホルダ横置きのINFOBAR A03

INFOBAR A03ははじめてのスマホということもありどうしても馴染めず、またINFOBAR 2への愛着があまりにも大きすぎたので、わずか数か月ほどで出戻ることに。

INFOBAR A03はスマホ過渡期のころにリリースされた製品。ずんぐりむっくりのボディにベゼルも太め、そして何より痛かったのがSIMロック解除することができず格安SIMを使うことができなかったこと。

私のなかでは技術力が足りずiPhoneになりきれなかったスマホというイメージで、不遇の機種でもありました。

INFOBAR xv(2018.12~)

時は流れていま現在、筆者が使っているのがAndroid OSベースのガラホ「INFOBAR xv」。

初代モデル発売から15周年を記念したモデルで、「xv」はローマ数字の15をあらわしています。

INFOBAR xv

INFOBAR 2の面影もある外観で、タイルキーは進化を遂げてフレームレスに。

紺色がいちばん好きな私。NASUKON(ナスコン)の登場には心躍りました。

INFOBAR xvの背面

背面は光沢があって、ラグジュアリー。

INFOBAR 2はほぼ全部入りが特徴でしたが、INFOBAR xvはおサイフケータイ、赤外線、ワンセグ、防水がなく、”ほぼ全部なし”の状態。

そんなINFOBAR xvのコンセプトは「ツナガリすぎないゼイタク。」
物は言いようとはこのこと。

縦置きでホルダにセットしたINFOBAR xv

INFOBAR A03の流れを引き継いだ付属の卓上ホルダは、縦置き、横置き両対応。

横置きでホルダにセットしたINFOBAR xv

クリアケースをつけた状態だとホルダにセットできないのが残念。

筆者のINFOBAR遍歴

この記事は「auデザインケータイ 筆者のINFOBAR遍歴」について書きました。

INFOBARは物理キーのフォントやカラーリング、手にとったときの持ちやすさなどが心地よく、いつもジーンズの前ポケットに入れて運用しています。

私にとってINFOBARは大事な存在であり、大切なパートナー。これからもかわいいこやつといろんな想い出をともにしていきたいなと思います。

動画もあるのでぜひそちらもご覧ください。