文字を打つのが楽しくなるメカニカルキーボード MX MECHANICAL
ロジクールのワイヤレスメカニカルキーボード「MX MECHANICAL リニア(赤軸)」を購入して使ってみたので紹介します。

筆者はロジクールのマウスとキーボードを好んで愛用していますが、MX MECHANICALはほぼ理想に近い満足できる製品でした。(一部を除いては)
ロジクールの機能性やUSBレシーバーでの無線接続が外せず、かつ心地よい文字入力の打鍵感を味わいたいユーザーにおすすめのキーボードです。
メカニカルなのに薄型
多くのメカニカルキーボードはキーに高さがあって手首が疲れるのですが、MX MECHANICALは薄型になっているので、快適にタイピングができます。筆者は薄型が好み。

キートップはさらっとしているのですが、滑ったりはしにくいです。
同じく薄型のメカニカルキーボード「Keychron k1」を使ってみたこともあるのですが、圧倒的にMX MECHANICALのほうが素材感など含め、打ちやすかったです。
スタンド付きで打ちやすい
MX Keysにはスタンドがありませんでしたが、MX MECHANICALはスタンドで角度を変えられるので打ちやすさがアップします。

これもMX Keysにはない魅力の一つですね。

ちょっと気になるところ
使用感はほぼかんぺきなのですが、少しばかり気になるところもあったのが以下4点。
- もう少し軽い力で入力できるとうれしい
- PrintScreenキーがない
- MX AnywhereのLogi Bolt版がない
- スペースキーが大きくて、無変換・変換キーが打ちにくい
もう少し軽い力で入力できるとうれしい
軽い力で打とうとすると反応しないことがあったりするので、文字の早打ちにはそんなに向かない印象。
押下圧 55gだけでなく、45gの種類が選べるとよかった。

PrintScreenキーがない
MX MECHANICALにはPrintScreenキーがなく、無線接続先切り替えキーになっているのが個人的にはいちばん気に入らない箇所。

ファンクションキーやキーの機能の割り当てを行えば問題ないが、InsertやHome、Page Up上の3つのキーは機能変更ができない。

Logi Bolt対応マウスの種類が少ない
LogiBoltレシーバーへの移行はまだ過渡期であるため、対応しているマウスが少ないです。

個人的にMX Master 3Sはサイズが大きくて合わないので、小型のLogiBoltに対応したMX Anywhere がほしい。
購入したらまずアップデートしよう
筆者が購入した当時のMX Anywhereは、オプションソフトウェアのLogi Options+をダウンロードしてキーボードをアップデートしないと、Macでの英数・かな切替が効きませんでした。
もしその状況に陥った場合は、Logi Options+を導入してファームウェアをアップデートしておきましょう。そうすれば問題なく使えるようになります。
打鍵音
MX MECHANICAL リニア(赤軸)の音はそれほどうるさくはなく、自分にとっては心地よい響きです。
ですが、すぐ隣でパチパチ打たれていると気になるでしょうね。メカニカルキーボードは大抵そのようなものですが……
周りが気になるという方はおなじくロジクールのMX Keysを選んでおきましょう。そのほうが安心です。
