Kanto Audio ORA:コンパクトなデスクトップスピーカー
製品発表時から気になっていたKanto Audioのデスクトップスピーカー「ORA」が日本国内でも販売開始されたので、購入しました。

開封
パッケージには以下の付属品が含まれています。
- ラバーインシュレーター
- 接続ガイド
- スピーカーケーブル
- 電源ケーブル
- ACアダプター
USB-Cケーブルは付属していないため、PCと接続する場合は別途用意が必要です。
接続
- 電源ケーブルを接続
- 左右のスピーカーを付属のスピーカーケーブルで接続
- USB-Cケーブルを用意し、PCと接続(別途購入が必要)
PCに接続すると、特別な設定なしで認識されました。
操作方法
操作は右下のノブで行います。
- ノブを押し込むと、RCA・USB・Bluetoothの入力切替が可能。
- LEDランプは小さめで、視認性はやや低め。
- 長押しで電源のオン・オフが可能。

ちょっとした不満点は、電源を落とすと入力切替が元に戻り、再度設定する必要があるところです。
サイズ比較
ADAM Audio D3Vと比較すると、ORAは高さが低めですが、奥行きはほぼ同じ。横幅も15mmの差しかありませんが、直線的なデザインのためスリムに見えます。

設置の工夫

ORAの背面には1/4インチネジ穴があり、スタンドや壁掛けが可能。ただし、底面にはネジ穴がないため、専用スタンドなどの設置方法には注意が必要です。(ワンサイズ大きい「ORA4」には底面ネジ穴あり)

音質と使用感
音質面では、ADAM Audio D3Vと比較すると低音の厚みや迫力に差があります。D3Vのほうが音の解像度やバランスが優れていますが、ORAは見た目のミニマルさとコンパクトなサイズを優先したい人には良い選択肢です。
PCスピーカーとしての使い勝手は良く、USB接続ですぐに使用できるのは便利。Bluetooth接続も対応しているため、スマホなどとの接続も簡単です。
まとめ
Kanto Audioの「ORA」は、シンプルなデザインと手軽な接続性が魅力のスピーカーです。音質面ではADAM Audio D3Vに及ばないものの、コンパクトなデスク環境を重視する人には適した選択肢でしょう。
ご覧いただきありがとうございました。