デュアルにするならもう一台揃えたくなる「HUAWEI MateView 28.2」
外観のデザインと3:2の画面比率に惹かれて、「HUAWEI MateView 28.2」を購入してみました。
どこかの製品に似てるが、今までなかったモニター
HUAWEIはAppleを大いに意識したデザインの製品を出しており、ノートPCのMateBookはパクりじゃねえかと思っていました。
ただ、MateViewのモニターに関してはアリ。
Appleのディスプレイを真似た製品はなかったですし、3:2の画面比率など独自性も付加。
Windowsでも使える一般的なモニターであることに価値があります。
画面も驚くほど薄く、ベゼルも狭いです。
28.2インチの画面サイズは思ったよりも大きく感じます。
27インチの16:9のディスプレイと並べると縦に段差が生まれます。
デュアルディスプレイを構築するなら、もう一枚MateViewを欲しくなることでしょう。
スタンド一体型で質感や見た目は良く、薄型なのは最高。良くも悪くもスタンド一体型なのが評価が分かれるところ。
モニターアームを使用できない環境なら関係ありませんが、すでにモニターアームを使用していると、どうしても使いたくなります。
デザイン重視なためか、端子が差し込みづらい箇所があったり、横からケーブルが伸びるのがダサいのも微妙な点。
スピーカーは一般的なPCモニターよりは良いが、そこそこで期待しすぎないほうが良いかも。
メニュー操作のスマートバーは直感的ですが、とても使いづらい。
バーの幅がせまいですし、画面の下に隠れて見えないため、操作しにくいです。
LGモニターのジョイスティックのほうが圧倒的に快適。
ゲームや映像などの表示は上下に黒い余白が生まれるが、慣れれば視聴の際に気になることはありません。
16:9の全画面には敵いませんが……
あとメニュー画面のフォントが中国語フォントっぽいのも萎えますね。
そこがAppleとの差をいちばん感じるところかもしれません。
後継モデルに期待
HUAWEI MateView 28.2 はまだ洗練されていない部分はありますが、外観や3:2の画面比率に惹かれたのであれば買い。
エンタメより実用性重視のモニターです。
2022年3月にはワイヤレス投影などの機能を省いた「MateView Standard Edition」も販売されます。
今後、VESAマウント対応など新たなモデルなどが出ることに期待したいですね。