Intel 第11世代CPUでDeskMini H470をグレードアップ
インテルの第11世代 Core プロセッサーが発売されたということで、筆者のMyマシン「DeskMini H470」にCore i5-11500を載せてパワーアップさせることに。
それにあわせてメモリとSSDもグレードアップ。
換装した新たなマシンにてさっそくこの記事も書いているのですが、性能が上がり動作はサクサクになったものの、ファンの音がうるさくて満足度は低めというのが現段階での感想です。
CPUをCore i3からCore i5に
これまで使用していた第10世代のCore i3-10100から、第11世代のCore i5-11500へとCPUを変更。
DeskMini H470で組んだ際に、あらかじめ第11世代CPUに換装することを想定して組んでいたため、Core i3にして構成を控えめにしていました。
ほんとうはCore i7-11700にしようかとも考えたのですが価格が割高なのと、2021年中に次世代CPUが新たなソケットで出るとのうわさもあり、Core i5をチョイス。
Core i5-11400ではなくCore i5-11500を選んだわけは、内蔵グラフィックがIntel UHD Graphics 750になっているから。
性能的にあまり差はないかもしれませんが、価格も2,000円くらいの差ならそりゃ良いほうを選ぶでしょう。
CPUファンはこれまでと変わらず、NoctuaのNH-L9i chromax.blackを使っています。
Intel 第11世代 CPUでDeskMini H470の真価を発揮
DeskMini H470がIntel 第11世代 CPUに対応したことにより、これまで影を潜めていたアイツがついにベールを脱ぎました。
Intel 第11世代 CPUではPCIe Gen4 x4対応のSSDが使えるようになりました。
DeskMini H470でも基盤裏面のソケットに挿すことで使うことができます。
ということで、メインのストレージをSamsungの980 PROへと変更。
ただ高速なSSDは発熱が心配とのことで、サーマルパッドを取り付けてみることに。
ケースに直接貼り付けることでケースをヒートシンク代わりにするという算段。
使用したサーマルパッドの厚さは2.0mm。
サーマルパッドの効果はあるかわかりませんが、SSDの温度を測ってみたら63℃くらいでした。
速度も爆速になりました。
メモリも余裕をもって64GB積む
メモリもこれまでの16GBでも問題はなかったのですが、Chromeのタブをいくつも開いていると使用率80%くらいになったりしたので、一気に64GBへと増量。
使用したのはCrucialのBallistix SODIMM 32GB×2枚。
見た目のかっこよさで選んでしまいました。
DeskMiniのケースやCPUクーラーの色に合わせてメモリも黒にしたかったんですよね。
しばらく使ってみた感想
CPUをCore i5-11500、SSDをSamsung 980 PRO、メモリを64GBへ変更して今現在使用しているのですが、処理速度に関しては満足。
CPUやSSDの恩恵か、動作がキビキビになったのが体感でわかります。
その一方、これまで静音だったCPUファンの音がうるさくなり……
ケースもさわるとアチアチに。
DeskMini H470にハイエンドのCPUを載せるとちょっとしんどいのかも。
だんだんと熱くなってきた季節(2021年4月下旬現在)でこれですから、夏場はどうなることやら。
ですが、DeskMiniに高性能なパーツを組み上げるのはロマン。
組み立てるのもお手軽ですし、ますます愛着がわいてDeskMiniから離れられなくなりそうです。