動画編集用として優秀な小型PC「M1 Mac mini」
2022年筆者が買ってよかったモノとして選んだのが「Apple M1 Mac mini」。
今年前半に動画編集用PCとして整備済品を購入したのですが、非常に満足しています。
今回、Adventarの「今年のベストバイガジェット Advent Calendar 2022」に参加し、この記事を書いています。
はじめてのMac
Macを使うのは今回が人生はじめて。
コンパクトなマシンが好きで、普段はASRockの「DeskMini」というベアボーンのWindows PCを利用しています。
ただ、Mac OSを一度使ってみたいという憧れや扱いやすい動画編集用ソフトを求めていたこともあり、Mac miniを導入。
普段使いとして使用しているDeskMiniは、自分で自由にCPUやメモリ、ストレージをカスタマイズできるのが魅力。
DeskMiniもお気に入りではありますが、気になるのがACアダプターの大きさ。
設置する際に邪魔なんですよね。
一方、Mac Miniは電源内蔵でこのコンパクトさ。
電源ケーブルも独自の素材感があって、細部までこだわりを感じられます。
ストレージはケチるな
動画用の素材などは外付けSSDに収納すれば良いやと思い、ストレージを最小の256GBにしたのですが、そこだけは買った後に後悔。
はじめは仕様に慣れず、動画編集ソフト「Final Cut Pro X」のライブラリを外付けでなく本体にデータを入れていたら、次第にストレージの容量を圧迫。
今はファイルをすべて外付けSSDに移動したことで解決してはいますが、普段使いにおいてもストレージ 256GBは「しんどいかなぁ」という印象です。
Final Cut Pro Xがちょうど良い
はじめに動画編集用ソフトとしてデビューしたのがAdobeのPremiere Proだったのですが、趣味・学習用として扱うには価格が割高。毎年お布施をするのはつらい……
つづいて無料でも使えるBlackmagic DesignのDaVinci Resolveを導入したのですが、Premiere Proと勝手が違って扱いづらく断念。
そこで次に試してみたかったのが、AppleのFinal Cut Pro Xでした。
Final Cut Pro Xも有料ではありますが、サブスクでなく買い切りなのが良いところ。値上がりする前に購入していてよかった。
機能も欲しかったのが過不足なくあり、使いやすい動画編集ソフトで気に入っています。
Mac mini の不満点
Mac miniの不満点を挙げるとすれば、電源ボタンや端子がすべて背部に集約していること。
背後まで手を伸ばして電源ボタンを押すのが面倒なので、できれば前に持ってきてほしい。
あとは端子の数が少ない。外付けSSDやオーディオインタフェース、マウスのレシーバーなど接続しているとあっという間に埋まってしまいます。
端子数のためだけに、Mac Studioに買い替えようか検討しているくらい。
Thunderboltドックやハブを導入するか迷っているところではありますが……
静音さが最大のウリ
動画編集用PCとしてMac miniが優秀なところは、静音性。
DeskMiniだと高負荷になるとファンの音がヴィィーンとなってうるさいのですが、Mac miniは何のこれしきといった感じで常にすずしい顔をしています。
性能も普段使いには十分すぎるくらいで小型PCならApple シリコン搭載Mac miniが最強かもしれません。
メモリやストレージを積むと価格が跳ね上がるのが難点ですが、操作感が変わってもWindows PCからMacに乗り換えるだけの価値はあります。
早く買い替えたいが
動画編集用マシンとしてMacが気に入ったので、年内に登場も噂されていたM2 Mac miniに乗り換えたかったのですが、結局発表されず。
ほかにも端子の数が豊富でハイスペックなMac Studioや色が魅力的なM2 MacBook Airなども気になっていたのですが、円安や物価高などによる値上げが痛いですね。
来年M2 Mac miniが出れば買い替えたいと思うのですが、M1 Mac miniを購入したときの価格差次第では購入するのをためらってしまうかもしれません。