きれいな写真が撮れるベーシックスマホ Google Pixel 4a
GoogleのAndroid SIMフリースマートフォン「Pixel 4a」を購入したので、その使い心地を紹介します。
2020年8月20日に発売され、Snapdragon 730G、メモリ6GB、ストレージ128GBとミドルハイのスペックながら、価格が42,900円(税込)というのが魅力の端末。
税抜きで考えれば30,000円台におさまってますからね。
パンチホールインカメラを採用しデザインが今どきになった以外は、これといって目立った特徴はありませんが、多くの人が満足できるスマホに仕上がっています。
購入してすぐ液晶保護フィルムを装着
購入後、まず行ったのが液晶保護フィルムの装着。
開封直後なら画面がヨゴれていないし、ホコリとかも付きにくいですからね。
今回、選んだ保護フィルムはミヤビックスの反射防止液晶保護フィルム。
パンチホール部分の穴が大きめに空いていたので、貼り付けはそれほど難しくはありませんでしたが、平行に貼れず少しズレてしまいました。
そして実際に使用感はというと、反射こそはほとんどしないものの指紋のヨゴレというか皮脂ヨゴレが付きやすいのが若干気になる。
触り心地はなめらかで操作に不満はないですが、他の保護フィルムも試してみようかなと思っています。
貼り付けの際のガイドがないのも物足りないところ。
Pixel 4aを使ってみて感じたこと
Pixel 4aを使ってみて感じたことをいくつか紹介していきます。
データ移行は過信しすぎるな
Pixel付属のUSBケーブルでデータ移行ができるのですが、アプリは移行できても設定までは完全に移行できないので注意が必要です。
アプリの再ログインも面倒でしたが、いちばん焦ったのがSIMの設定。
てっきり移行できていると思い込み、WiFiで繋いで使用していたため気付かなかったのですが、外出時になぜかネットに接続できず。
理由は使用しているOCNモバイルONEのAPN設定が新コースではなく、旧コースになっていたため。
その場はフリーWiFiに繋いだり、Google PayのSuicaが通信なしでも使えたので難を逃れましたが、かなり動揺しましたね。
データ移行は過信しすぎず、ちゃんと移行できているかあらかじめチェックしておくことが肝心だと心得ました。
ケースなしで使いたくなる背面ボディ
Pixel 4aの背面はポリカーボネートでさらさらしており、指紋はほとんど付きません。
指の脂で汚れたりはするんですが、触り心地も良いためケースなしで運用したくなるデザイン。
ただボディの薄さとちょっとすべりやすい気がして、落として壊さないかが不安……
ボディがブラックのため、設定をダークモードにすると画面と一体感が生まれ、映える見た目になります。
有機ELのディスプレイも美しい。
背面カメラは平面に置いてもぐらつきはしませんが、でっぱりがやはりちょっと気になる……
電源ボタンのミントなカラーリングは良いアクセント。クリック感も気持ち良く、つい押したくなります。
指紋認証もすばやく、Pixel 3よりも快適。
ポートレートモードのボケ具合は被写体による
Pixel 4aのいちばん魅力的な機能といえばカメラのきれいさ。
ポートレートモードで撮るとボケをつくれるのですが、被写体によってはうまくいかないときもあります。
ただビシっとうまくいったときは、自分の腕前が上がったと錯覚するようなクオリティの高い写真が撮れます。
Pixelシリーズおなじみのナイトモードももちろんキレイ。
モード選択するだけで何も考えずこんなきれいな写真が撮れるのはすごいこと。
まさにPhotoshop AIが搭載されてるんじゃないかというくらいのレベル。
パンチホールカメラの位置
パンチホールカメラ自体はほぼ気にならないのですが、その場所がちょっと気に入らないですね。
インカメラで自撮りをするときに目線や角度を合わせるのが、ちょっと難しい感じがします。
目立つかもしれませんが、中央に置いてほしかったと思います。
ゲームとかしていてもパンチホールカメラの存在は気になりません。
USB-Cで画面出力はできない
モバイルモニターでスマホの画面を表示させようとUSB-Cケーブルで繋いでみたのですが、表示されず。
どうやらPixel 4aはUSB-Cでの画面出力に対応していないようです。
大画面で表示させようと思っている方は気を付けた方が良いかも。
シンプルでつかいやすいスマートフォン
Pixel 4aの使用感についてかんたんに紹介しましたが、なかなかの性能とそこそこな価格設定で多くの人が満足できる内容に仕上がっています。
スマホってこれくらいで良いんだという需要をうまく満たしており、市場で勝負できる機種になったのではないでしょうか。